Le 30 avril 2007
朝、洗濯をしていると、スルギが歯を磨いていた。お勧めの公園はあるか?と聞くと、まずリュクサンブール公園の名があがったが、そこはいったことがあるので他を教えて欲しいというと19区にある「Parc des Buttes Chaumont」(ビュット・ショーモン公園)を勧められた。いくつもの丘があり、恋人達や家族連れが思い思いに時を過ごしていて気持ちよいとのこと。この近辺は自然があるのみで周りは何もないからと、マレ地区の小さい公園の方が良いかもしれないと教えてくれたが、丘という言葉に惹かれ、ビュット・ショーモンに行ってみることにする。
ビュット・ショーモンは聞いていた通り、いくつもの丘があり、上に登るとパリの街が見渡せる。公園内には池や滝(怪しい噂があるらしい)もあり、かなり広い。パリにもこんな場所があるのかと、帰国間際になって知ったことを残念に思う。もっと早く来ていれば他の森にも足を伸ばせたのに・・と。
ここは、林があり、その影が日中の照りつける日差しを和らげてくれる。適当な岩を見つけ、座り込んだら当分は動けなくなるほど、気持が良い。時間をたっぷり過ごそうと、次回の展示会にむけて作品の構想を練る。刺激的ではないが、ゆっくりと考えごとをするにはうってつけの場所を見つけられて、なんだか得をした気分になる。
ビュット・ショーモン公園
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