Le 12 avril 2007
朝バナナとパンとジュースをもらい、クリスチャンの家を出る。
バス停にてビズーでお別れ
「ビズーについて」
ビズーは日本でいうところの挨拶
握手のようなもので、知人でも知らない人でもとりあえず、話すことになったらビズーする。
ただし、男同士は握手の場合が多く(初対面以降だとビズーもするよとパリのアーティストが言っていた)、男&女 女&女の場合にホッペを重ねあいながら口でチュッ チュッと音を立てる。
この回数も人や地方によってさまざまで、多くの場合は1回ずつ左と右といった具合だが、ときには2回ずつ同じことを繰り返す。
なので、あ、相手がまだ続けそうだなぁと思ったらこちらもそれに応じると良い
ちなみに口は基本的にはくっつけない。
けれど、たまに口をべったりくっつけて、なおかつゆっくりとビズーする人もいるので、なかなか侮れない。
このビズーの習慣、私は結構好きである。
ホッペを重ねる行為で、お近づきになる時間がなんだか少し短くなる気がする。
しかし、こちらがアジアンだと見て取ると、紳士的もしくは保守的な男性は往々にして握手で挨拶することも多い。そういった場合、打ち解けるのも時間がかかる気がするのは私だけでしょうか?
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さてさて、話を戻して、Amians(アミアン)を発ったあと、Paris nord(パリ北駅)に到着。
地下鉄で移動するために10枚セットの回数券 Carnet(カルネ)を買う
窓口に並んで「アン カルネ シルブプレ」といえば買える。
■Carnet 10.9ユーロ
Paris Montparnass(パリ モンパルナス駅)に向かう。
モンパルナス駅についてトイレに行きたくなったので、列車と同じフロアの待合室の奥にあるそこにいき、財布を見るが(公共の場所では基本的には有料のトイレが多い)、10ユーロ札しかなく、人もいなかったので仕方なくヨーグルトを買ってお金をくずす
■トイレ 0.5ユーロ (場所によって異なります)
次の列車をとって、目指すは前に住んでいたAngers(アンジェ)
高速列車(TGV)でおよそ1時間30分の距離にある。
途中、列車の中で、すごいイビキをかいて寝ているおじさんがいた。
隣のマダムと顔を見合わせ「すごいわねぇ」という感じに肩をすくめたりしていると、検察がやってきたので、チケットを用意して待っていると、私たちの手前のそのおじさんはコントロールの人に向かって「うるさい」だの「ボルドーに行くんだ」などと言っている。私たちの乗っている列車はボルドーには行かない...。
しばらくすったもんだを繰り返し、結局大声で抵抗するそのおじさんをおいて国鉄員は去っていった。そのかわり、3人ほどの警察を伴い戻ってきて事情聴取が始まった。おじさんは警察官にむかって「なんだ、あんたらテロリストか?」などと言っていたようで警察官達もあきれぎみ
結局、そのおじさんはお金もチケットも身分証明書ももっていなかったようで、お縄になった様子だったけれども身体検査をうけている間「サンタルチーア」「サンタルチーア」と何度も叫んでいた。
アンジェに着くと、知っている街ということもあり心底ホッとする。そのまま、駅から歩いて5分ほどの場所にある前お世話になっていたCatherine(キャトリーヌ)の家に向かう。ここで4泊お世話になる予定。
久々の再会
キャトリーヌ、セバスチャン、アデル なにも変わっていない。
でも実際にはいろいろと変わっているようで、キャトリーヌは「この2年の間にめまぐるしく私の周りが変わったのよ」と嬉しそうに、少し寂しそうに呟いていた。
キャトリーヌ
ここで、私のお薦めのガス水を紹介します。
名前はQUEZAC(ケザック) 値段は普通のスーパーで大体0.65ユーロ
味、泡の感じ、バランスなどが私にとても合っていて、前はこればかりを飲んでいました。
残念ながら日本では見たことがありません。ペリエやバドアなど日本でも手に入りやすいガス水もおいしいですが、せっかくですからいろいろなガス水を試してみるのもお薦めです。
アンジェでは書くことがあまりに多すぎるので、今日はこの辺で。
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