Le 14 avril 2007
今日は10時からキャトリーヌの絵のクラスがあるというので、部屋を明け渡すために8時に起きて、家から2分の場所で毎週水曜と土曜に開かれるマルシェへ足を向ける。
一番の目的はBIOのカフェ・マカロンだったけれど、例のパンを少ししか置かず、アンジェにしては少しきどった感じのパン屋は店を構えておらず、「あ、そうか、あのパン屋は水曜だけの出店だったっけ」と思い出す。
それでも、懐かしいマルシェを歩くのはとても楽しく、昔なじみにしていたお店でモーラン家で作ろうと思っているちらし寿司の材料を買う。
・卵2つと牛乳 0.8ユーロ
・インゲン100g アボカド1つ 1.5ユーロ
さらに練り歩いていると、絵の研修で一緒だったLaurence(ロホンス)にバッタリ会う
「え?何してるの?」と心底驚いた顔でたずねる彼女に、1ヶ月のうち5日間をアンジェで過ごすために来ていることをつげ、翌日の昼過ぎに彼女の家を訪れる約束をして別れる。
昼からは語学交換をしていたSithi(シティ)と既に約束が取り付けてあり、彼が家まで迎えに来てくれた。一緒に中心街に行き念願のガレットをいただく。
シティ au cafe
■アンジェお勧めのクレープリー
Creperie Saint-Aubain(クレープリー・サン・トーバン)
お勧めガレット:epinard , fromage , salade
昼食後、シティと映画館で”エディット・ピアフ”の生涯を描いた「La mome」(ラ・モーム)を観る。
彼女の生涯を全て語っているわけではもちろんないけれど、不幸であり幸福だった彼女の一面を垣間見た気がして、興味深かった。エディットを演じている女優のMarion Cotillard(マリオン・コティヤール)の演技は素晴らしい。
夜は、滞在先のキャトリーヌの息子である、セバスチャンが仕事場の同僚のトマスと一緒にフルコースを作ってくれるという。何を隠そう、彼らはミシュランの三ツ星レストランである”ピエール・ガニエール”パリ店で働いている。セバスチャンはサーバーで、トマスは料理人。今回の料理はこのトマスがレシピを担当。自然とこちらも期待が高まる。
ここでメニューを紹介
1.Entree(前菜)
赤身マグロ 赤ピーマンとアーモンドソース 醤油と生姜のソース添え
2.Poisson(魚)
カサゴのカレーソース カブラ添え
3.Viande(肉)
豚のグリル 荒く崩したジャガイモとエシャロット添え
4.Granite(シャーベット)
カシスのグラニテ
5.Viande(肉)
牛肉のコンフィ ラヴィオリとプチトマト添え
6.Fromage(チーズ)
ロックフォールクリーム カシスとマンゴーのソース添え
7.Dessert(デザート)
キャラメルとマカダミアナッツ入りチョコレートムース
8.Dessert(デザート)
珈琲ムースとゼリーのお菓子 メレンゲ添え
それは、もう!素晴らしいお料理、味も見た目も。
ただ・・・量が、半端ではない。
1~4あたりまでは天国のようだったが、5~8になるとはっきり言ってお皿との格闘。
けれど、こんな手の込んだ素晴らしい料理を振舞ってくれた二人に心から感謝。ありがとう、セバスチャン、トマス
本日のサーバーとキュイジニエ
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